◾️ ドリップバッグ ◾️

当店のドリップバッグには、1袋に1杯分のコーヒーが入っています。使い切りです。抽出量を変え、お好みの味に調節しお楽しみください。

より美味しく召し上がるための道具は、時計、温度計、計り、ドリップポットです。揃えると自宅でのドリップももうすぐそこ。お湯の温度は85度に、蒸らしの時間と抽出時間を見ながら、”濃口”100ml / “標準”130ml / ”薄口”160-180mlを目安に、1分半から2分で抽出します。

当店は、素材選び・焙煎・商品化までを通して行うコーヒー専門店です。簡単で、上質さを伴うドリップバッグは贈り物としてもご検討ください。

(1)

パッケージを開け、中のフィルターを取り出します。

(2)

フィルター本体記載の説明に従い、封を開け、形を整えます。コーヒーの粉を水平にならし、カップに掛けます。


(3)

沸騰後5分から10分冷ましたお湯を全体に2周ほど、コーヒーに馴染ませる程度注ぎます。高すぎる温度は繊細な味が失われる原因となりますのでご注意下さい。

(4)

蒸らしの時間です。1分間程度待ちます。待っている間に、コーヒーが数滴落ちる程度が(3)の湯量の目安です。

(5)

最初から最後まで、フィルターの中心にお湯を注ぎます。抽出時間は約1分半〜2分程度です。少しずつ注ぎ始め、時間と共に湯量を増やすイメージです。


(6)

雑味を避けるため、フィルター内のお湯を落としきる前に目安量を取り終えます。抽出のしすぎにご注意下さい。もったいないと感じるかもしれませんが、思い切りが大切です。


(7)

 採り終えたコーヒーをスプーンでかき混ぜ、濃度を均一にします。ドリップコーヒーの完成です。

◾️コーヒー豆◾️

ご自宅でドリップすることが、良いコーヒーを経済的に楽しむ方法です。小難しいイメージが伴いますが、必要な道具は多くありません。温度計・時計・計り・ドリップポットに合わせて、ドリッパー・ペーパーフィルターが必要です。まずは始めることが近道ですよ。

豆を挽く道具“コーヒーミル”をお持ちでない場合は「粉の状態」を、お持ちの場合は「粉の状態」と「豆の状態」どちらもお選び頂けます。スーパーの陳列棚にミルが用意されている光景を時々目にしますが、これは販売されているコーヒー豆をその場で自ら挽くため。その手間の理由は鮮度です。ミルはコーヒーにおいて最も大事な道具の1つ。自宅にミルをお持ちの場合でも、業務ミルとは精度において大きな差があるため、価格の張るスペシャルティコーヒーは予めお店で挽くことをお薦めします。

(1)
お湯を沸騰させる間、フィルターをセットしたドリッパーを、ドリッパーホルダー / サーバー / コップのいずれかに置きます。この違いは抽出量や作業の好みによるものです。

(2)
コーヒー粉をフィルターへ投入します。当店では、1杯130mlに対し13g前後をブラックコーヒーに使用します。

(3)
蒸らしの段階です。杯数に応じて必要な湯量を注ぎます。抽出する杯数に限らず、注いでいる時間も含めて待ち時間は1分です。コーヒーが受ける側へ落ちるか落ちないか程度を目安にして下さい。店主は、コーヒーの約10%に値する重さを湯量の目安にしています。

(4)
抽出の段階です。1杯に必要な抽出時間は1分です。2杯なら2分、3杯なら3分です。最初から最後まで、フィルターの中心に注ぎます。ドリッパーは抽出量に応じてサイズが展開されているため、杯数に合ったサイズを使用下さい。これはフィルターも同様です。

(5)
抽出が済んだら、味を均一するためスプーンで混ぜます。コーヒーカップをお湯で予め温める習慣をつけると、1年を通して同じ状況に近づけることができます。冷えた陶器はコーヒーの熱を奪い、コーヒーは温度により味が変化するためです。